トランプ大統領 オバマケア代替案を採決直前に取り下げ

ふむ・・・


23日、ワシントンでオバマケアに関する会合に向かうライアン下院議長(中央)=ロイター

【ワシントン=小雲規生】ライアン米下院議長は24日、本会議での採決を予定していた医療保険制度改革(オバマケア)の改廃法案を撤回すると発表した。可決に必要な賛成票を固められなかったためで、オバマケアは当面存続する。オバマケア改廃は大統領選挙での最重要公約だっただけに、就任早々に大打撃を受けた形だ。

ライアン氏は24日、記者会見で「残念な日になった」と述べて失望を表明。オバマケアの制度が一部で維持されることに不満を示してきた党内強硬派から十分な賛成を引き出せなかったことを認め、「近い将来はオバマケアは存続する」と述べた。

一方、トランプ氏もホワイトハウスで記者会見し、保険料が上昇傾向にあるオバマケアは「自壊させておけばいい」と述べ、その責任は民主党にあると強調した。また今後は「税制改革に向かうだろう」とした。

トランプ氏は選挙戦でオバマケア改廃を最重要公約とし、ビジネスで培った「交渉術」で実現させると宣言。改廃法案発表後はライアン氏のほか、下院議員の経験が長いペンス副大統領やプライス厚生長官らも総動員して票固めに躍起となった。しかし賛成票は可決に必要な216人に10人程度届かなかった模様で、共和党議員237人から多くの造反者が出たようだ。

改廃法案撤回は就任後に目立った成果を残せていないトランプ氏にとって手痛い失敗。さらに共和党もホワイトハウスと上下両院を握りながら悲願のオバマケア改廃を実現できず、統治能力不足を露呈する結果になった。トランプ氏が思うままに政権を運営できるわけではないことが明らかになった形で、今後、支持層のトランプ離れが進む恐れがある。

情報源:【トランプ政権】オバマケア代替法案を撤回 最重要公約、政権に大打撃 (1/2ページ) – 産経ニュース


3月24日、トランプ米大統領はオバマケア代替法案の下院採決取り止めを指示した。写真はホワイトハウスで同日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

3月24日、トランプ米大統領はオバマケア代替法案の下院採決取り止めを指示した。写真はホワイトハウスで同日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
3月24日、トランプ米大統領はオバマケア代替法案の下院採決取り止めを指示した。写真はホワイトハウスで同日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[24日 ロイター] – トランプ米大統領は24日、同日午後に予定されていた医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の下院採決について、共和党指導部に取り止めるよう指示、次はおそらく税制改革に取り組むとした。

市場関係者のコメントは以下の通り。

●減税など実行可能な案件に着手可能

<ウェルズ・ファーゴ・アセット・マネジメント(ボストン)のシニアポートフォリオマネジャー、マーガレット・パテル氏>

市場ではトランプ政権が医療保健問題に完全に手足を縛られ、身動きできなくなるのではないかとの懸念が出ていた。医療保健問題がこうした形でクリアされたことで、規制改革や減税などそれほど複雑ではなく実行可能な案件に着手できると、市場では楽観的な見方が出ているのではないか。

これほど複雑で大きな費用が絡む案件が棚上げにされたことはプラス方向の動きのように見える。今後、減税のようにそれほど難しくない案件に歩を進めることができる。

●議会はトランプ氏の思い通りには動かず

<DRWトレーディングの市場ストラテジスト、ルー・ブライアン氏>

最も重要なのは、トランプ米大統領と議会の関係に関する見方を変えるという点だ。過去数カ月は、議会はトランプ大統領が求めることは何でもやるといった印象があった。しかし、明らかにこうした状況ではなくなるだろう。

●株価への影響は限定的に

<グローバル・マーケッツ・アドバイザリー・グループのシニア市場ストラテジスト、ピーター・ケニー氏>

バイオテクやヘルスケア関連銘柄に一定の影響が及ぶ可能性はあるが、株式相場全体への影響は限定的となると考える。

今回の動きは今後も大統領の目指す政策が過度に野心的な内容となり、議会での意見集約が困難になることを示唆しており、投資家の望むところではないだろうが、株式市場はこうした機能不全という要素を織り込むことになるだろう。そのため、今後の株式動向への影響は控えめとなる公算が大きい。

●次の焦点は税制改革、市場は前進好感

<シノバス・トラスト・カンパニーのシニアポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏>

予定されていた採決を控え懸念が広がっていたため、市場にはやや買い安心感が広がっている。

次の課題に向け前進する扉が開かれた。おそらく次の焦点は税制改革だ。市場は医療保険制度改革(オバマケア)の改廃よりも税制改革に関心がある。

先に進めることは素晴らしい。税制改革に取り組み、その後はインフラ法案だ。

●市場反応前向き、道筋明確化に期待

<パイオニア・インベストメンツ(ボストン)の通貨戦略責任者、パレシュ・ウパダヤ氏>

当初の市場反応は前向きな兆候を示すものだった。トランプ米大統領が、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案を廃案にせず、再起の機会を与える意向と受け取っているようだ。トランプ氏が自身の政策課題の議会通過に向け取り組んでいると、市場は解釈したもようだ。それとも、医療改革を棚上げにすることになれば、トランプ氏が税改革に焦点を当てるととらえているのかもしれない。

ソーシャルメディアで、議員の投票行動を無理やり変えさせることはできない。古き良き形の政治活動が合意形成に必要だ。

医療問題から税問題に軸足を移すのなら、市場関係者らは今後の道筋を知りたいと考えているに違いない。

情報源:オバマケア代替法案撤回:識者はこうみる | ロイター


米ロサンゼルスで、オバマケア代替法案に反対する抗議デモに参加した人々(2017年3月23日撮影)。(c)AFP/Mark RALSTON

【3月25日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長に対し、与党・共和党が作成した医療保険制度改革(通称オバマケア、Obamacare)代替法案の採決直前での撤回を要請した。大統領にとって手痛い政治的敗北となった。

大統領執務室で声明を発表したトランプ氏は、法案は可決に「非常に近づいていた」とした上で、撤回を強いられたことは遺憾であり「少し驚いている」と表明。同時に、法案を支持しなかった野党・民主党を非難した。

トランプ大統領は今回の採決に、優れた交渉役としての自身の評判を賭けていたものの、法案に対しては共和党内からも強い反発が起き、反対票も辞さない構えを見せる議員が相次いでいた。

トランプ大統領は今後、直ちに税制改革に着手すると述べており、議会が再び医療保険制度の見直しに取り組む時期の見通しは立っていない。(c)AFP

情報源:トランプ大統領、オバマケア代替法案を撤回 政権に大打撃 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News


アメリカのトランプ大統領は、オバマ前大統領が推進した医療保険制度改革、いわゆるオバマケアを撤廃し、別の制度に変えるための代替案について、議会下院で反対意見が根強く否決される可能性が高いことから採決直前に取り下げ、打撃となりそうです。

トランプ大統領はオバマケアを撤廃し、別の制度に代えることを目指していて、24日、議会下院の本会議で与党・共和党の指導部が提出した代替案が採決される予定でした。

しかし、野党・民主党に加え共和党内の保守強硬派の議員らも反対していて、共和党のライアン下院議長は採決に先立ってホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、「僅差だが、賛成票が足りない」として、このままでは否決される可能性が高いと伝えました。

これを受けて、トランプ大統領とライアン議長は代替案を取り下げることで合意したということです。ライアン議長は記者会見し、「われわれにとって失望の日となった。これはつまずきだ」と述べました。

オバマケアの見直しを公約に掲げ、議会への説得工作を進めてきたトランプ大統領としては、代替案が否決される事態は避けたかったものと見られますが、オバマケアは当面、存続する見通しとなり、民主党は「われわれの勝利だ」としていて、トランプ大統領にとっては打撃となりそうです。

トランプ大統領 悔しさにじませる

いわゆるオバマケアを撤廃し、別の制度に変えるための代替案を議会下院での採決直前に取り下げたことについて、トランプ大統領は24日、ホワイトハウスで「可決させられればよかった」と述べ悔しさをにじませました。

そして、トランプ大統領は「オバマケアはこのままでは爆発する。それを守ろうとする野党・民主党のシューマー院内総務らこそが敗者だ」と述べて、民主党を批判するとともに医療保険制度の改革に今後も取り組む姿勢を示しました。

また、「ライアン下院議長には感謝している。彼はこの件でとてもよく働いた」と、ライアン下院議長をはじめ共和党の指導部をねぎらいました。そのうえで、トランプ大統領は記者団から次に取り組む課題について聞かれ、「税制改革だ。われわれは大規模な減税を含む税制改革に力強く取り組むだろう」と述べ、意欲を示しました。

情報源: トランプ大統領 オバマケア代替案を採決直前に取り下げ | NHKニュース


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