【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(3)】「地下水の基準、厳しすぎたかも」と反省も…「豊洲の運用にどんな問題があるんですか」(1/4ページ) – 産経ニュース

ふむ・・・


《20日午後1時に始まった豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会の百条委員会は、移転決定当時の最高責任者、石原慎太郎元知事への証人喚問が続いている。自民・公明両会派の質疑が終わった後に20分間の休憩を挟み、午後2時5分に再開。傍聴席からは盛んにヤジが飛んだため、委員長から冒頭、「静粛に」と注意を促す発言があった。次の質問者の民進会派の東京改革、酒井大史都議が登壇した》

–私からは3点。石原氏は当時、「安全・安心」を目指していた。しかし現実には最大で環境基準の100倍のベンゼンが検出された。石原氏は「安全が保証されている」と言うが、かつては安心を強調していたことを記憶しているか。

「記憶しています」

–今になって安心をかなぐり捨て、安全であればいいというのでは整合性がとれない。あなたは「科学が風評に負けたのは国辱だ」とも述べておられるが、科学は勝ち負けではなく、風評を払拭するために活用されるもの。その点を自覚の上に発言してもらいたい

《質疑は石原氏の体調不良を理由に計1時間に短縮されて行われている。時間がないため、酒井都議の質問は駆け足で進む》

–(都が用地取得交渉を進めてきた)東京ガスの上原英治元社長と面会したのは覚えているか

「東京ガスの上原元社長との面会は覚えていません。私はいろんな人と会ったのは事実ですが、固有名詞をあげた上で、その方と面会した記憶は覚えていません」

–議会の速記録の中で石原元知事は「東京ガスの社長が私の後輩でございます」と会ったことを示唆している。覚えていないということだが、大矢実元市場長は「交渉の始まりだった」とも発言している。石原氏が豊洲への移転の端緒を開いたという他ない

《質問が3つ目に移る》

–移転を決定した当時の議会では移転に賛成するのは少数派だったが、あなた方は私どもの会派の一部議員を寝返らせた。元民主党の議員を説得したのか、誰が操作をしたのか。

「これは私はまったく分かりません、議会の中のことは知る余地がありません。2番目の東ガスの上原元社長との面会についても私はいろいろな人と会っているので記憶にございません」

–「記憶がない」あるいは「議会の中のことなので分かりません」ということだが、成立前の平成13年1月25日、東ガス側に示された最終協定書の叩き台では、(東ガス側の汚染対策費負担を求める)瑕疵担保責任を盛り込もうとした形跡がある。岡田至元市場長は「合意を優先した」と証言したが、この時点であなたは都民の利益を守るために判断すべきだったのではないか。

「私の責任は繰り返している通り、ピラミッドの頂点にいる人間として、各局が是としたことを報告を受けて、確認した上で裁可することが私の責任だし、それが行政の手続きだと思う」

–責任を他人に転嫁するのではなく、最高責任者として裁可した責任があると述べられているが、これを認めることが私は政治家としての矜恃だと思う。

《従来の主張を繰り返す石原氏。ここで質問者が共産会派の曽根肇氏に交代する》

–わずか9分しかないのでイエスかノーかで完結に答えてほしい。都と東ガスとの汚染対策費の分担をどう決めたのか聞きたい。小池知事からの質問状にあなたは「今思えばアンフェアだと思う」と答えている。当時、判断を求められなかったのか。

「先ほどから繰り返している通り、向こうは『売りたくない』、こっちは『どうしても買いたい』という困難な状況での交渉なので担当者に一任していた。詳細は記憶にございません」

–東ガスに負担を求めないという問題で知事の判断を求めないということはありえない。岡田氏は「着任して早い段階で費用負担の考え方を知事に説明し、了承を得た」と証言している

「ことは審議会で審議して是とした上で、私が是とするしかなかったと思います。」

–これは知事の最終判断を待たないといけない問題だと思う。長い交渉の末に土地売買契約書が交わされるが、この内容についても事前に報告を受けなかったのか

「受けたか受けていないか覚えていません。担当者に一任していたので」

《石原氏にヤジを飛ばす傍聴席に対し、またも委員長が「そこの傍聴人に退場を命じます」と指示を出した》

–約590億円の巨額の汚染対策費負担を東ガスに求めないという内容。この時期、あなたは約400億円の新銀行への融資について語っている。記憶にないことはあり得ない。岡田氏は知事への説明について証言しているし、資料もある。

「だったら何ですか。記憶にないものはありません。私はどうすべきだったと言うんですか」

–覚えていないということは到底信じられない。次の質問に移る。あなたは豊洲は安全だから早く移転すべきだというが、昨日、環境基準の100倍のベンゼンが検出された。あなたがしていた「環境基準以下にする」という約束と矛盾しないか。

「地下水について厳しい基準を設定したことは間違いありません。しかし、厳しすぎたかもしれません。濾過(ろか)してポンプアウトすればいいのではありませんか。地下水を魚洗うのに使うわけではありません。地下水は豊洲の運用にどんな問題があるんですか」

–最初に設定した基準が厳しすぎたというのは、とんでもない話。食の安全を守るというのでは最初から豊洲へ移転すべきではなかった。既にポンプアップはしている。それでも汚染が検出されている。昨日の専門家会議に駆けつけた(市民の)皆さんは大変怒っている。対策に約860億円も使ったが、一体これからいくら使うのか。石原証人には真相究明まで質疑に応じるよう求めて尋問を終わる

《石原氏から「環境基準が厳しすぎた」との発言を引き出したものの、石原氏の反論に十分答えられないまま、質問者が交代になった》

=(4)に続く

情報源: 【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(3)】「地下水の基準、厳しすぎたかも」と反省も…「豊洲の運用にどんな問題があるんですか」(1/4ページ) – 産経ニュース

へぇ・・・