【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(2)】自民党の質問は石原氏の正当性の追認? 騒ぐ傍聴人に退場命令 移転は「審議会から上がってきた以上尊重するしかない」(1/4ページ) – 産経ニュース

へぇ・・・


《豊洲市場(東京都江東区)の移転問題を検証する都議会百条委員会は、元知事の石原慎太郎氏に対する証人喚問が続いている。質問者は、自民党のきたしろ勝彦議員から同党の古賀俊昭都議に交代した。自民の両都議の質問は、石原氏を追及しているのか、それとも石原氏の当時の判断の正当性を追認するものなのかはっきりせず、傍聴席はざわめきだした》

–市場移転をめぐっては、老朽化した築地市場の問題などを認識し、都も議会も協力しながら進めてきた。石原氏は平成11年9月1日、防災の日に築地市場を視察されているが、その時の印象はどうだったか

「市場として極めて不適格だと考えました。耐震性の面でも働いている人にも危険だと。アスベスト(石綿)も大量に飛散するなどしていたんです」

–当時の事務引き継ぎ書を読むと、“豊洲地区地権者”などといった記述があり、豊洲地区を意識していたことが分かる。豊洲が有力な移転候補地となる中、交渉担当者を福永正通元副知事から浜渦武生元副知事に変更した理由は

「福永氏の能力不足ではありません。温厚な人ですしね。ただし、都は『何としても豊洲を買いたい』、東京ガスは『開発計画もあり売りたくない』。そういう難しい交渉でした。当時の東京は財政再建団体に転落するところでした。それを防ぐために職員歳費カットが必要で、浜渦氏は受け入れてくれた。4000億円の余裕ができ、それが東京五輪誘致に使われました。それくらい有能だった浜渦氏に全権を渡し、交渉を任せたのであります」

–行政執行に違法性や明らかな失政があったのか、それとも当時の判断は極めて妥当だったのか。それが解明できれば、この百条委員会は役割を果たしたことになる。現在、移転は無期限延期となっているが、“安心”という観点から見たら、築地と豊洲、どちらが優れていると思っているか

「小池知事の言葉を借りれば、“安全”と“安心”がこんがらがっています。人間の英知の結晶である科学と、その一方で科学では測れない心というものがあります。しかし科学的に専門家から豊洲は安全という結論が下されているんです。そうである以上、小池氏は速やかに移転を決断すべきです。さらに小池氏は議会にも諮(はか)らず延期しました。これは議会軽視でしょう。(行政組織という)ピラミッドの頂点にいたものとして、下から上がってきたものを裁可するのは当然だと思います。なぜ小池氏はそれをしないのでしょうか。これは彼女の不作為が問われるべきだと思います。私は荒唐無稽な民事訴訟(市場移転をめぐり、石原氏の責任を問う住民訴訟)を起こされていますが、(市場移転中断による)被害者である業者から(小池氏に対して)民事訴訟が起きないのは不思議でなりません」

《古賀議員の質問が終わると、追及の手が緩いと感じたのか、一部の傍聴人が騒ぎだし、桜井浩之委員長はとうとう、声を上げた傍聴人に退場を命じた》

《古賀議員の質問が終わり、質問者は次の公明党の野上純子議員に移った》

–瑕疵(かし)担保責任についておうかがいする。23年3月31日の東京ガスと都の間の土地売買契約では、「78億円の汚染対策費を東京ガスが支払う代わりに、新たな汚染が発覚しても都は東京ガスに追加請求しない」という、いわゆる瑕疵担保責任の放棄が盛り込まれた。この瑕疵担保責任放棄が契約に盛り込まれたことについて、石原氏は了承したのか

「瑕疵担保については昨年初めて知りました。契約当時は東日本大震災直後で、混乱していました。大混乱の中にあって、担当からそういう報告を受けた記憶はありません」

–元知事は記憶がないというが、これほど無責任なことはないと指摘しておく。次に盛り土問題についておうかがいする。豊洲市場の建物下に盛り土がなかったことについて石原氏は「記憶にない」と記者会見などで述べているが、そうなると石原氏は審議会の意見を無視したことになる。石原は建物の下に盛り土をしないことを了承したのか

「現場の役人が無断で盛り土をしなかったのでしょ。それが真実なんじゃないですか」

《自民党都議に比べ、かなり厳しく追及する野上議員。石原氏の口調に、いらだちが見え始めた》

–「水面下交渉」についてうかがいたい。12~13年に行われた東京ガスと浜渦氏の交渉は、石原氏が指示したものだった。そうである以上、交渉内容を報告受けるのは当然だったのではないか

「あなたの質問を簡潔に整理してください」

–交渉の内容について、浜渦氏からどのような報告を受けていたのか

「一任していたわけだから、詳細な報告は受けませんよ」

–知事はただ単に部下に任せるのではなく、必要な報告を求め、適切な指示を行うべきではなかったのか。それこそが不作為の責任なのではないのか

「あなた、行政ってのは1人の人間ができるもんじゃないんですよ。むこうは売りたくない、こっちは買いたいという複雑な交渉なんです。私がいちいち細かく立ち入ることはしません。自分はそんな才覚もありません」

–細かい、とおっしゃるが、莫大(ばくだい)な税金か掛かっている。最後の責任は知事にある

「そのために審議会があるんじゃないですか。そこから(豊洲移転すべきだという審議結果が)上がってきた以上、それを尊重するしかありませんよ」

–でも最終判断はあなたがしたんじゃないですか

「だから私が最終判断したんです」

=(3)に続く

情報源: 【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(2)】自民党の質問は石原氏の正当性の追認? 騒ぐ傍聴人に退場命令 移転は「審議会から上がってきた以上尊重するしかない」(1/4ページ) – 産経ニュース

ふむ・・・


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