【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(1)】豊洲移転は「私が決裁」明言 「脳梗塞の後遺症でひらがなさえも忘れました」とも(1/4ページ) – 産経ニュース

ふむ・・・


《豊洲市場(東京都江東区)の移転問題を検証する都議会百条委員会の証人喚問4日目が20日午後、始まった。この日は移転決定当時の石原慎太郎元知事への質疑が行われる》

《石原氏は3日に開いた会見で「最高責任者として裁可した責任がある」と、都庁トップとしての自身の責任を認めた。一方で、知事就任前から豊洲移転の方向性は「既定路線だった」とし、豊洲の地権者だった東京ガス側との契約交渉は「(側近に)一任していた」として詳細を把握していないとの立場を貫いた》

《ただ、石原氏に交渉担当を任じられた「側近」の浜渦武生元副知事は19日の百条委の証人喚問で、処理費用を含む土壌汚染など核心部分への関与を全面的に否定。真相が謎に包まれたままとなっている中、石原氏がどのような発言をするのか注目される》

《午後1時すぎ、桜井浩之委員長にうながされ、石原氏が淡々と宣誓書を読み上げた。体調に不安があるとして、石原氏側からの申し入れにより、この日の質疑時間は1時間程度を予定しており、石原氏の背後には補助として矢田次男弁護士が座っている》

《氏名、職業などを問われた際、石原氏は多少しゃがれた声で、職業を「作家です」と回答。最初の質問者として、自民党の来代勝彦都議が質問台に立った》

–石原元知事において在任中に多くの実績を残されてきた。その中でも都が財政赤字団体になる前に財政を再建された。この貢献は大きく、感謝している。そのことをまず申し上げておく。昨日まで浜渦元副知事をはじめ、多くの証言を聞いた。なぜ汚染がある豊洲に市場用地を決定したのかを都民は知りたい。豊洲移転を決めたのは(すでにあった流れの上での)政治判断か、それとも、さまざまな情報をもとに知事が独断で決定したのか

「その前に私事ですが、2年前に脳梗塞を患っていて後遺症に悩んでいます。記憶を埋蔵している部分がうまく働きませんで、残念ながら全ての字を忘れてしまいました。ひらがなさえも忘れました。非常に記憶を引き出そうとしても出ないことが多々あるのでご了承ください」

《石原氏が前もって脳梗塞の影響で、記憶にあやふやな部分があることをことわった後、再度、都議から質問が投げかけられた》

–豊洲に移転をしたのは、石原氏の政治判断があったからなのか

「政治判断というより、すでに築地が限界にきていて、鈴木(俊一元知事)さんの時代から市場を移転しようというのが懸案でした。確か(前任の)青島(幸男元)知事も受け継いで、青島知事から(自分への)引き継ぎ事項の中に文言として『豊洲地域に市場を移転する』とあって、懸案事項の一つだったと思っています」

–青島元知事からの引き継ぎだったというが、決裁をしたのは石原氏自身か

「まさしくそうです。紆余曲折(うよきょくせつ)があって、審議会で審議し、各部局が専門性をもって調査もし、最終的に時間をかけた後、誰だったかは覚えていないが、まとめて決裁を仰いできたのは知事本局長だったと思うが、私と浜渦のところに『決裁を願いたい』と来ました。『汚染の問題あるけど、確かに解決できるのだな』と聞いたら『可能であります』と応えました。それで私も『分かった、決裁しましょう』ということで決裁しました」

–当時、担当職員から築地市場について報告を受けたということだが、築地には耐震性などの課題があった。一方、豊洲には土壌汚染問題があった。知事が都の13兆円の予算、16万人の職員のこと全てを把握できるわけはない。だが、職員に頼んだ業務についても知事の執行責任だ。それについては認めるか

「まさしく行政は、それぞれが専門を生かして積み上げてピラミッドをつくるようなもの。頂点にいた私が報告を受けて、全体の総意を受けて決裁しました。土壌の問題には『(解決できる)確信があるのか』と聞いたら『大丈夫』と言ったので決裁しました。その責任は認めます」

《座ったままではあるが、現在のところ石原氏はよどみなく質問に回答している》

–小池百合子知事が独断で議会にも相談なく独断で豊洲市場の開場を延期した。行政には継続性と安定性が求められている。当時、知事として政治判断し、移転判断するにおいて豊洲のどこが他の候補地より優れていたのか

「私は覚えているが、かつてパリにある市場地区のレストランで食事しているとき…、パリの国道の真ん中に生鮮食品を扱う市場がありまして、とても驚きました。東京も道路事情が変わってくるだろうし、相手(の東京ガス)も(売却を)渋っている豊洲より、(都西部の)三多摩のどこかに市場をつくったらと言ったら(都幹部に)一笑に付された。都庁全体で整理して出来上がった大きな流れに逆らうわけにはいかないし、知事本局長の報告を聞いて(私は)裁可しました」

–豊洲移転の決断は大英断だったと思う。将来を考えたとき、間違いなく豊洲に移転してよかったと思うだろう

《来代都議は石原氏が当時に豊洲移転を決断したことについて評価して質問を終えた。東ガスとの用地取得交渉などに言及することはなかった》

=(2)へ続く

情報源: 【豊洲・石原元知事証人喚問詳報(1)】豊洲移転は「私が決裁」明言 「脳梗塞の後遺症でひらがなさえも忘れました」とも(1/4ページ) – 産経ニュース

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