止まらない献血の減少、若年層対策が一段と重要に – 医療介護CBnews

献血ねぇ・・・


厚生労働省は、2016年版の「血液事業報告」をまとめた。それによると、15年度の献血量、献血者数は共に前年度を下回り、この数年、減少傾向が止まらない状況としている。日本赤十字社が行った血液需給将来シミュレーションでは27年に約85万人の献血者が不足することが示されており、献血者数の増加は喫緊の課題。このため、若年層に対する対策が一段と重要になっているとの認識を示している。【室谷哲毅】

同報告によると、15年度の献血量は193万リットルだった。04年度から15年度までの推移では、07年度から3年連続で増加したものの、09年度の208万リットルをピークにそれ以降はほぼ毎年、低下が続き、15年度も14年度より2万リットル減少した。

献血者数も15年度は、全血献血と成分献血を合わせて488万人と14年度に比べ約11万人減った。08年度から10年度まで前年度比で増加が続いたものの、その後はまた減少傾向に転じている。

少子化の進展による献血可能人口の減少と高齢化に伴った輸血医療の増加という2つの問題に直面し、献血量と献血者数の不足は深刻な問題となっている。このため厚労省は、05年度に献血構造改革として、若年層が安定的、持続的に献血を支えていく体制を構築するとともに、複数回献血者の確保を進める組織的な献血推進活動に取り組んだ。また、10年度には新たな中期目標「献血推進2014」を策定、献血推進活動を継続してきた。しかし、その中で献血の減少が続いてきたのが現状だ。

同報告に示されたデータでは、若年層の献血者数の減少が目立つ。特に20歳代は1994年度に200万人を超えていたが、15年度には100万人を大幅に下回った。10歳代も同様に94年度にはほぼ100万人だったが、15年度はその半分を大きく下回っている。30歳代も、同じ期間中に約50万人減少した。

現在は、15年度を開始年度とする、6カ年の新たな中期目標「献血推進2020」が設定されているが、同報告によると、献血率の20年度の目標値(10歳代7.0%、20歳代8.1%、30歳代7.6%)に対して、15年度の実績値は10歳代5.4%、20歳代6.5%、30歳代6.0%と、乖離が見られる。

こうしたことを受けて、同報告では目標達成のための重点的取り組みについて列挙。若年層対策の強化の中で、20、30歳代への働きかけとして、「リピータードナーにならず、ドロップアウトする方が多い」ため、複数回献血に協力してもらえるように普及啓発、環境整備に取り組むほか、「企業などへの働きかけを一層強化し集団献血を行うことにより、安定的な献血者の確保を図る」としている。

情報源: 止まらない献血の減少、若年層対策が一段と重要に – 医療介護CBnews

ふむ・・・


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