令状なしGPS捜査違法 「有力な手法が封じられる」 困惑広がる警察当局:イザ!

警察からすれば大変だろうけど・・・


衛星利用測位システム(GPS)端末を取り付けた捜査について最高裁は15日、令状がなければ違法と判断した。薬物事件や窃盗事件の捜査で効果を発揮してきただけに、捜査関係者からは「有力な捜査手法が封じられる」などと困惑する声が相次いだ。判決はGPS捜査のための法的枠組みを求めたが、法整備に要する時間は未知数。治安への影響に言及する声も上がっている。

「GPSをつけていなかったら、絶対に摘発できなかった」

窃盗事件に長く携わる捜査関係者は、GPSを利用した捜査が事件解決につながった例を挙げる。

数年前、広域窃盗犯を特定して行方を追っていた際、グループの1人を立ち回り先で偶然発見した。すぐに尾行のための人手を集めることができなかったため、GPS端末を車に取り付けて追跡。その結果、これまで把握していなかったアジトが判明し、広域窃盗団の一斉摘発につながったという。

この捜査員は「東京五輪を控え、高い水準の治安維持が求められているにも関わらず、捜査手法の一つがつぶされるように感じる」と危機感を隠さない。最高裁判決が求めたGPS捜査のための立法措置については、「立法に時間がかかるようなら治安への不安にもつながる」と指摘する。

薬物犯罪の捜査でもGPSは有用だ。「薬物事件の大敵は証拠隠滅。GPSはピンポイントで居場所がつかめ、捜査対象者に捜査の動きが察知されるリスクも少ない」(警察幹部)

警察庁は逮捕・監禁事件や、連続発生した強盗・窃盗事件を対象に令状なしでGPS捜査ができると通達を出していたが、昨年9月にはプライバシーなどに配慮し「検証許可状を取るのも一つの方法だ」と各都道府県警に通達した。警察幹部は「誰にでもGPSを使った捜査を行っていたわけではない。他の証拠で固めてから、容疑者に違いないという人物に限って使っている」と、限定的に使用してきたことを強調した。

警察庁元幹部は「判決は尊重しなければならない」とした上で、「現場での有用性は高い。法制度下で運用するにしても、あまりに抑制的な制度にしてしまうと、捜査の機動性の面で支障が出るかもしれない」と話した。

情報源: 令状なしGPS捜査違法 「有力な手法が封じられる」 困惑広がる警察当局:イザ!

ふむ・・・