元民放アナウンサー 最高裁で逆転無罪 | NHKニュース

よかった、よかった。


広島の民放の元アナウンサーが窃盗の罪に問われた裁判で、最高裁判所は「被告が盗んだと断定するには疑いが残る」として、1審と2審の有罪を取り消し、逆転で無罪を言い渡しました。

中国放送の元アナウンサー、煙石博さん(70)は5年前、広島市の銀行で記帳台に置かれていた、封筒に入った現金6万円余りを盗んだとして、窃盗の罪に問われました。

煙石さんは一貫して無罪を主張しましたが、1審と2審は封筒を置き忘れた女性や、その母親の証言を基に懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡していました。

10日の判決で、最高裁判所第2小法廷の鬼丸かおる裁判長は「防犯カメラの映像には現金を抜き取る場面は存在せず、被告は記帳台を離れてから10分近く店内に滞在しており、盗んだ人物がそのような危険を冒すことは考えにくい。封筒内に現金が入っていたという女性や、母親の証言には高い信用性があるとまでは言えない」と指摘しました。

そのうえで、「被告が盗んだと断定するには疑いが残り、有罪とした判決には重大な事実誤認がある」と判断して、逆転で無罪を言い渡しました。法律の検討が中心の最高裁が、1審と2審の判決を取り消して無罪を言い渡すのは異例です。

判決のあと煙石さんは「うれしいのひと言です。周りの人たちにつらい思いをさせてきましたが、ようやく解き放たれました。これで煙石博に戻れます」と涙ぐみながら話していました。

煙石さん「失った人生は帰らず」

逆転で無罪を言い渡された煙石博さんは判決のあとの会見で、「定年後の暮らしを突然奪われ、逮捕から4年5か月、真っ暗闇の中で家族とともに苦しんできました。無罪判決を受けてほっとしましたが、失った人生は帰ってきません。悔しく切ない思いですが、普通の生活に早く戻れればと思います」と述べました。

そのうえで、「私だけの問題ではなく、また、同じ事が起きるおそれがあります。無実なのに、ぬれぎぬを着せられて苦しむ人が出ないことを強く願っています」と訴えました。

最高検「真摯に受け止める」

判決について、最高検察庁の榊原一夫公判部長は「主張が認められなかったことは誠に遺憾だが、最高裁判所の判断なので真摯(しんし)に受け止めたい」というコメントを出しました。

広島県警「厳粛に受け止める」

判決を受けて広島県警察本部は「必要な捜査を尽くしたと考えておりますが、無罪判決という結果については厳粛に受け止めております。今後、一層緻密な捜査に努めて参りたいと考えています」というコメントを発表しました。

情報源: 元民放アナウンサー 最高裁で逆転無罪 | NHKニュース

本当に良かったな。

煙石博さんの無罪を勝ちとる会


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