放置竹林をバイオマス燃料に 日立、竹の燃料化技術

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日立製作所は9日、竹をバイオマス発電やボイラーの燃料として利用する技術を開発したと発表した。竹材の需要減少で手入れをしない竹林が増加し、九州地方などで大きな問題となっている。燃料としての活用が広がることで、放置竹林の拡大対策にもつながると期待される。

竹は塩素やカリウムの含有量が多く、そのまま燃やすと燃焼設備や環境に影響を及ぼすという問題がある。日立は竹を6ミリ以下に微粒化し、水に浸すことで濃度を低下させ、他のバイオマス燃料と同じレベルに改質する技術を開発した。竹を浸した液は濃縮すれば、植物の肥料としても使えるという。

日立は林野庁の補助事業として、福岡県八女市、北九州市と協力し、2年間にわたって開発を進めてきた。開発した技術はササや雑草、スギの皮など他の未利用資源でも使えるといい、今後の事業化を検討していく。(2017/03/09-14:39)

情報源:竹をバイオ燃料に利用=日立が技術開発:時事ドットコム


日立製作所は9日、竹からカリウムと塩素を抜き取ることで、バイオマス燃料に使う技術を開発したと発表した。そのまま燃やすとボイラー設備や周囲の環境に悪影響を与えるため、従来は不向きとされてきた。抽出したカリウムなどは肥料として活用できるという。

日本各地で放置竹林が増えて里山の荒廃につながっていることから、有効利用が課題となっている。福岡県八女市と北九州市と協力し、開発を進めてきた。今後、事業化して自治体や業者への提供を目指す。

竹に多く含まれるカリウムと塩素は、設備の劣化やダイオキシンの発生につながる。

情報源:日立、竹をバイオマス燃料に カリウムと塩素抜く技術開発 – 共同通信 47NEWS


日立製作所は9日、竹をバイオマス(生物資源)発電の燃料にする技術を開発したと発表した。竹に含まれるカリウムと塩素の濃度を下げることで、燃焼しても発電機器を傷めなくするとともに、環境への悪影響が出ないようにした。放置竹林の有効活用法として事業化を急ぐ考えだ。

竹はカリウムを大量に含み、塩素濃度も高い。カリウムは大型ボイラーで燃やすと炉内に「クリンカ」という溶岩ができて炉を傷める。加えて塩素濃度が高いため、耐火物や伝熱管を腐食させやすい。低温で燃焼するとダイオキシン類の発生することもあり、バイオ燃料として不向きとされてきた。

日立は破砕機で6ミリ以下に砕いて細かくしたうえで水に浸すことで、カリウムと塩素を抽出。脱水・乾燥しペレット状に固めることで、木質バイオマス燃料と同等の品質レベルに仕上げた。製造過程で抽出したカリウムなどの成分には有害物質がなく、リンや窒素も微量ながら含んでいるため、植物の肥料として活用できるという。

竹はタケノコの収穫や建材利用のために多く植えられたものの、需要が減少する一方で成長が早いため、放置竹林が増加。周囲の森林など侵食している。同社によれば、竹は毎年1300万トンが新たに育つため、全て燃料に充てると出力100万キロワットの発電所を2基稼働できるという。今回の技術開発は2014年から林野庁の補助事業として、福岡県八女市と北九州市の協力を得た。

再生エネとして注目を集めているバイオマス発電は燃料確保に課題があり、海外の燃料を使うケースが目立っていた。竹などの国産燃料の利用は地域振興やエネルギーの安全保障の観点からも欠かせず、今後の普及に期待がかかる。

(大平祐嗣)

情報源: 放置竹林をバイオマス燃料に 日立、竹の燃料化技術  :日本経済新聞


ふむ。

竹類を発電用木質バイオマス燃料と同等品質に改質する技術を開発 | ニュースリリース:2017年3月9日:日立