【豊洲問題 石原元知事会見詳報(4)】「安全と安心を混同し、専門家を信用せずに余計なお金を税金で使っている」小池知事を猛批判(1/5ページ) – 産経ニュース

へぇ・・・


《築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題に関する元東京都知事の石原慎太郎氏の会見は、会場に集まった記者による質疑に移った》

目次

–市場の移転は大きな予算もかかる、市民の生活にも影響するが、そうした判断について、ほぼ全て、副知事やその他の人に任せていたのか

「これは大事な大事な政治案件ですからね。各部局、港湾局があります。環境局があります。市場局がありますね。そういう方々が、専門家を含めて、委員会を含めて、そこで論議してきて、決めたことですから。それに任せざるを得ないじゃないですか。私は専門性、何もありませんから。こういった問題は皆が知恵出して、力出して決めていることで、その総意としてあがってきたことに対して、私は認可したということですから」

–ご自分では、豊洲への移転に関してあまり前向きではなかった。それが今は豊洲へ移転したほうがいいと思っている。その判断が変わった理由は何か

「判断が変わったのではない。豊洲の移転はすでに決まったんです。都庁の総意、議会の総意として。しかもそこで、汚染の問題、汚水の問題が出てきて、それは全く、その水を市場で使うわけでもなくて、今の形で、あそこにどんな地下水があろうと、今の建物で操業することに危険はないということを専門家は保証しているわけです。私は速やかにですね、ランニングコストを含めて、業者たちに対する補償を含めて、膨大なお金が税金から支出されているわけでしょ。ですから、私は現在の知事が自分の責任で判断して移転を決めて、操業を行うべきだと思いますよ」

–ご自身も作為の責任があると言った。その作為の責任の最大のものは何だったのか

「私が都庁の総論として、まとめて上がってきたものに、承諾して裁可をしたことです。個人の意志ではないし、意向でもありませんし、都庁全体の行政の結論として、しかも議会含めて是としたわけですから、私はそれを当然認可するしかなかったと思います」

–(豊洲移転の裁可を願い出た人物として)知事本局という役職の方の名前が出たが、その方のその後の経歴と、何をしている人なのか、説明していただきたい。その人に取材をしているが、知事本局には決定権がないものだと。他の局の長が内容を確認して判を押したものを保証するだけのためのはんこなんだと、知事本局長の方は話していたが、果して本当にそういう役割の方なのかどうかを教えてほしい

「こういう大きな政治マターは、各分野各局、それぞれが専門家を含めて検討して、都庁全体の総意としてまとめて、束ねてくるわけですから、それを最終的に報告して、取り次ぐのは、私は業務の形態として、知事本局長だったと思います。その時の知事本局長が誰だったかは正確に記憶しておりません。それは調べていただいたら、分かるんじゃないですか。たぶん前川(燿男・現練馬区長)さんだったと思いますけど。ちょっと違うという人もあるんですけど。それは調べてください」

–今の回答を聞くと、責任逃れの恥さらしの説明だと思った。いわゆる民間企業の社長にあたる最高責任者の都知事がですね、はんこを押したのに、部下の責任とか、言い逃れしている。結果的に瑕疵(かし)担保責任を放棄して、森友学園と同じように、もっと値引きしないといけない土地を値引きせずに買って、結果的に都民に莫大(ばくだい)な損害を与えている。この責任を取る考えはあるのか。それとも今のような責任逃れをして、逃げ回るつもりなのか。日本男児の愛国者を標榜(ひょうぼう)される石原氏のご見解を。どちらの道を選ぶのか聞きたい

「あの土地をあのコストで購入したのは、私が決めたわけではありませんよ。そのための審議会が専門家を含めて決めたことですから。私は恥とは思ってませんね。行政の手続きを踏んで上がってきたものを、最高責任者として念を押して裁可したんですから」

–浜渦(武生)氏が副知事時代、おおまかな報告は受けていたかもしれないと、話した。浜渦氏がわれわれの番組に来たときに、豊洲新市場の護岸工事は都が担当して、汚染工事は東京ガス側がやると。これが、状況が変わっていったわけだが、このあたりの経緯はどこまで聞いていたのか

「それは聞いておりません。全部一任しておりましたし、具体的なことで専門性のあることですから、一任した交渉の責任者に依頼して、中間的な報告はおおまかに受けたかもしれないが、具体的なことについては、報告も受けていないし、相談も受けたこともありません。任せていましたから」

–百条委員会でも、同じ発言をするか

「そうですね。それ以上のこと、言えないと思います」

–小池知事にいいたいことは

「私は今の責任をとるべきだと思います。ランニングコストをどんどん使って、安全な市場を使わずに、しかも、どこか外資の会社に半額で売るなんて論外の話だと思います。なんで安全と安心を混同して、専門家の多くの権威が豊洲を使って安全だと言ってるのにそれを信用せずに、余計なお金を税金から使うのですか。私は理解できない。この責任は私は彼女にあると思いますよ」

–いま築地で働いている方に言いたいことは何か。当時の知事本局にいた前川氏という方を、都議会なり、知事が呼んで話を聞けば、交渉の経緯が分かるとお考えか

「そうですね。前川さんという(東京ガスの)執行役員にも転向した方ですし、浜渦君の後、交渉に携わった方ですし、その人が一番、物事に精通しているのではないでしょうか。今、ちゅうぶらりんで困っている方はね。なんで豊洲で自分たちを働かせないんだという訴訟を起こしたらいいと思いますよ。なんの危険もないんですから。科学者が保証しているのに、なんで豊洲を今使わないんですか」

–土壌汚染対策で多額のお金がかかるのに豊洲を選んだ理由を聞きたい。都の財政が痛む、無駄遣いだと感じなかったのか。百条委員会の委員に言いたいことはあるか。証人喚問で必ず話したいことはあるか

「百条委員会の方々は都議会議員ですから。都議会には調査権があるわけです。都の持っている資料を提出させる権利がある。義務もある。その作業をしてもらいたいと思いますね」

–土壌汚染対策に多額のお金がかかるのに、なぜ豊洲に決めたのか

「これは、とっても大事なことです。専門家が、そのコストでもなお、豊洲を都が購入して豊洲に市場を移す必要あるという判断を複合的に考えて、決めたわけでしょう。私はそれに口を挟む余地はありません。専門性もありませんし、専門家が専門分野、科学者含めて決めたことですから、部下を信用せざるを得ない。価格についても審議会がちゃんとやっているわけですから。答申が出ているはずです」

–当時、知事時代に多くの課題があった。豊洲移転の優先順位はどれほど高かったのか。浜渦元知事らは当時知事の関心は低かったと話しているが

「それは優先順位を何を持って決めるのか、難しい問題。私にとって当初の問題は、財政再建することですから。他にもありました。大気汚染の問題ももありましたし。何をもって行政の案件としてプライオリティをつけるか、物が多すぎて、いえるものではないですよ。ただやっぱり、豊洲の移転は、市場は都民の台所、大事な機能ですから、鈴木さんのころから築地の限界を考えて、流れとして、とにかく、どこかに新しい市場を作ろうというのがあった。結局、豊洲を選んだといういきさつは、専門家が専門性を駆使して、科学的に決めたことで、私自身はそれに関与する余地もないし、能力ないし、知見もありませんから。決めたことを私は受け入れたということです」

=(5)に続く

情報源: 【豊洲問題 石原元知事会見詳報(4)】「安全と安心を混同し、専門家を信用せずに余計なお金を税金で使っている」小池知事を猛批判(1/5ページ) – 産経ニュース

ふむ・・・