【豊洲問題 石原元知事会見詳報(5)】問題の責任問われ「何の責任ですか」「議会も含めてみんなで決めたこと」語気強める場面も(1/7ページ) – 産経ニュース

へぇ・・・


《築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題をめぐる元東京都知事の石原慎太郎氏の記者会見が続く。午後3時に会見が始まってから約40分。疲れもにじませる石原氏はときおり、語気を強めながらも、ひとつひとつ質問に答えていった》

目次

-平成23年に土地売買契約を結ばれた際、当時、都の職員から「平成14年合意があるために、東京ガスからは汚染を考慮しない価格で買わなければならなかったんだ、法的拘束力があったんだ」という説明は受けられたのか

「それは私、覚えておりません。昔のことですし、やっぱり専門的なことですから。その分野の役人なりですね、委員たちがそれにタッチして判断したことだと思いますよ」

《ここで司会の橋本五郎読売新聞特別編集委員が発言する》

–さきほどから、石原さんは、自分は専門性がないと、専門的な知見はないのだから、それに従うしかない、というお話だったが、だったら何のために知事はいるのか。そういうものも含めて、大きな観点からどうしたらいいのか、という判断を知事はされるんじゃないのか

「それはもちろん、そうですね。いろんな分野のいろんな仕事がありますからね。そのために、各局があり、各部があり、議会の専門委員会もあってですね。私はそういうそれぞれのつかさつかさの人たちが、職務としての専門性を踏まえて踏まえて物事を判断して、物を束ねて上申してくる。それを受け止めて、私は大きな問題については判断、採決するというのが私の責任だと思っています」

「私は何も専門家ではないし、知らないものは知りませんよ。部下に任せる以外ありませんし。物事の専門性については、私は素人ですからね。逃げるわけではないし、結局、担当のつかさつかさの職員が、あるいはそれを担当している委員会の議会の諸君に判断をあおぐしかない。しかも、その総意として議会が承知したわけですし」

–明確に瑕疵(かし)担保責任の放棄を書いてある書類に石原さんのはんこが押されているわけだが、誰かが使ったと先ほど言っていたが、それが正しいのかどうか。石原さんの専門分野は文学だが、それ以外の部分で豪腕を振るってきた。責任という言葉はもはや生ぬるい、ミスの連続とは思わないか

「瑕疵担保の問題は専門的すぎて委ねるしかない。私は東京ガスと交渉したわけではない。それを担当している(側近で副知事だった)浜渦(武生)君や後任者に任せるしかないではありませんか。その問題についてどう思うか、ということを聞かれたこともないし、瑕疵責任の留保という言葉も初めて、この問題が起こってから聞きました。私は、物事の取引に携わったことがありませんし。今になって思うと、とっても大事な問題ですが。(はんこについては)分からない。知事のはんこですか?」

《質問者が「知事のはんこだった」と応じる》

「そうなんですか。それは、私が押したんじゃなしに、行政の手続きとして、これを了としてくださいと説明を受けて、私がつかさつかさの責任、専門性に任せて、部下を信頼して確認してはんこを押した。それが行政手続きだと思います」

–つかさつかさに任せていたが、最高権者として裁可を下したことの責任はおありになると認めたか。現在、都民が原告となり、汚染を前提としない金額で土地を買ったことに対する過失。損害を返金する訴訟がおこされている。石原さん自身に、裁可を下したことに対して、損害を返金、もしくは弁済する責任があると思うか

「これは、裁判の問題だし、私は日本は健全な法治国家だと思います。(今回のような提訴が)まかり通るのであれば、私は不当提訴します。だっておかしいじゃないですか。みんなで決めたこと。私は、それをまとめた上で、こういうことで合意を決めましたし、裁可願いますよ。それにイエスと言った」

「私個人の住民訴訟で責任を問われるという筋はね、法的におかしいと思いますよ。むしろ今、豊洲は科学者が安全だと保証しているのに野放しにして、無駄なお金をどんどん、税金を払っている。これは不作為の責任だと思いますよ」

–浜渦さんが東京ガスと何らかの口約束を行ったのではないか、という疑惑が持ち上がっている。平成12年の10月4日に、東京都と東京ガスの交渉記録があるが、そこで浜渦さんの発言として「水面下でやりましょう」という発言がある。当時、浜渦副知事は石原さんの特命で動いていたが、石原さんの了承なしに、土壌汚染に関わる約束を東京ガスと結ぶことはあり得ないと思う。本当に任せきりで、石原さんも報告を受けていなかったのか

「受けておりません」

-記憶にない、ということではないのか

「はい?」

《石原氏はけげんな表情で声を強めて問い返す》

-記憶にない、ということではないのか

「何の記憶ですか?」

–受けていないのではなく、記憶にないのではないか

「受けておりません」

《石原氏はここで、司会の男性に「まだやるのですか」と疲れた表情でつぶやく。その後も、質問に対して聞きただす場面が何度かあった》

–瑕疵担保責任を放棄することになったのが平成23年の売買契約の際に、費用負担の協定書を交わされていると思う。その際に、石原さんの(はんこの)下に、東京ガスの代表取締役の岡本さんと、豊洲開発の代表取締役の柳沢さんと、お二方が、押印されている。その方々がいたことも覚えていないのか

「それは覚えていませんね。いろんな方が聞かれましたがね…。そういう重大な案件で、複数で会ったわけでしょう。覚えてませんな。誰かが立ち会っていないんですか。他に。都の役人は」

《ここで、司会が「そろそろ4時になります。あと3問ほどに」と呼びかける》

–瑕疵担保責任の放棄は重要な決定と言った。そのときには、そういう認識はなかったのか

「そんな報告は受けていませんからね」

–まったく分からないで誰かがはんこを押して。いつ、そういうことがあったことが分かったのか

「はい?」

–瑕疵担保責任をご自身がなさったことを認識されたのはいつか

「これはね、東京側からの質問を受けたときに、私はそのことを知りました」

–ということは、まったくあずかり知らぬところで、はんこが押されていた、ということだ

「いや、そうじゃないでしょう。東京側からの説明の中に、瑕疵担保のうんぬん、というものがあったものだから。そういう事実があったということは知りませんでした」

–先ほどから「分からない」「覚えていない」「行政の手続きのもと、一任してきた」というが、今回の問題の責任は誰にあると思うか

「今回とは何ですか」

–今回の問題の責任だ

「今回の問題というのは」

–全てだ

「豊洲の問題? これはやっぱり、都庁全体。議会も含めてみんなで決めたことじゃないですか」

–それに対して、どのようにすればいいと考えているのか。今、集中砲火を浴びられていると思うが

「どういうことですか」

–今、小池都知事から色々なことを言われていると思う。責任追及を今、行われている状態だと周りから思われていると思うが、そのあたりはどのように考えているのか

「私は裁可したことの責任は認めます。みんなで決めたことじゃないですか。行政の手続き、議会も含めて」

=(6)に続く

情報源: 【豊洲問題 石原元知事会見詳報(5)】問題の責任問われ「何の責任ですか」「議会も含めてみんなで決めたこと」語気強める場面も(1/7ページ) – 産経ニュース

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