【豊洲問題 石原元知事会見詳報(3)】新市場は「もっと内陸でいいんじゃないかと思っていた」 石原氏が全部しゃべって困る人は…(1/5ページ) – 産経ニュース

へぇ・・・


《築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転問題に関する元東京都知事の石原慎太郎氏の会見は、司会の橋本五郎読売新聞特別編集委員による質問が続いている》

–途中経過(の報告)は浜渦(武生)さん(元副知事)は、ほとんどしなかったんですか

「それは任せっきりにしておりますし、私そんな小さなこと、とてもかまけていられませんので、任せっきりにしておりますし、部下を信頼しない限り、事は進みませんからね。それは一任して、最初は福永(正通)副知事、それから浜渦があるところまでやり、その後、後任者の誰ですか?」

–それでは協定書に捺印(なついん)したご記憶はないのですか

「それは、ありません。それは当事者がしたわけですから」

–知事の

「私自身が東京ガスの契約書にサインした覚えはありません。捺印するような契約書かどうか、私は分かりませんし、少なくとも記憶はありません。その担当者の誰かがサインしたのでしょうね。そのときに私のはんこが使われたということじゃないですか。そのところ、つまびらかにしていませんけれど」

–先ほど、自分は必ずしも賛成じゃなかったとおっしゃっていたが

「はい。もともと私も、パリのレストランで食事したときに、大陸の真ん中にあるパリのど真ん中にですね、大きな市場があってですね、魚を含めて生鮮食品を運搬してきて売っているわけですから。ああ、なるほどなと思ったんです。冷凍技術が進んでいるし。私はだから、もっと内陸でもいいんじゃないかと。環状線もそのうちできることだし、そのインターのどこか近くにですね。内陸にもっと大規模な、完備した市場作ったらどうかと発言したことあります。これは都庁の中で一笑にふされました」

–それは記者会見でも、この問題については

「さあ『内陸にしていいんじゃないか』という発言をしたかは、ちょっと記憶にありませんが、いずれにしろ、これは都庁の会議の席で、『内陸でいいんじゃないか』と申しました。『これは規定の路線ですから、論外です』と却下されましたけど」

–ビデオというのは、どんなビデオですか

「それは豊洲の移転に対する疑念があるぞというのは、記者会見の中で、質問に答えて言った覚えがありますし、その映像も用意していますので、良かったらごらんになっていただきたいと思います」

《ここで、石原氏が都知事時代の記者会見の映像が上映される。映像の中で石原氏は次のように発言していた》

『冒頭ですね、築地市場の豊洲移転について申し上げます。築地市場についてでありますけれど、議会の議論を踏まえて豊洲移転を進めていくことを決断いたしました。築地市場の再整備が持ち上がったのは、いまから25年以上前、鈴木都政の時代で、これは昭和からの宿題であります。かつて築地現在地での再整備が試みられましたが、頓挫して終わったわけで、その後、豊洲移転に活路を見いだして、業界と議論を重ねて、議会にも必要な予算を認めてもらってきました。この4月からはですね、議会自ら、現在地再整備を再検討してきましたが、その中で、現在地再整備には、全てが順調に進んでも十数年かかるという致命的な欠点があることになりました。にもかかわらずね、議会としての結論がだらだら、先送りされて、今後の展望が依然として示されておりません。議会が決めかねるならば、知事がですね、歯車を大きく回すしかない。それがリーダーとしての責任であると思います。築地市場を取り巻く厳しさは政治の不決断を許さないと思います。築地市場は、わずかな震度の地震でも屋根の一部が落下するまで老朽化しておりまして、かつ、お世辞にも、清潔とはいえないと思います。パリの新しい市場を見てみますと、大事な製品は番号をふって、ガラス越しに見えるようになっていて、今の築地でやってるみたいにね、外気にさらされるところに持ってきて、地面に転がして、それ見て値段つける、そういう原始的なことはやっていない。私は新しい市場が新しい機能で安全に清潔にされるべきだと思いますし、こういった時代遅れの施設ではね、産地や顧客のニーズへの対応もままならないですし、市場整備が先に伸びれば伸びるほど、事業者がじり貧になると思います。遠い将来、どんな立派な施設を作っても担い手がいなくては元も子もないわけで、業界の大多数は豊洲移転を望んでいて、慎重な検討、丁寧な議論なる美名の下で、現場に先の見えぬまま、不安、焦燥、混乱を強い続けるわけにはいかないと思います』

《映像が終了し、質疑応答に戻る》

–これから会場の皆さんにご質問頂くが

「その前に申し上げますけれど、この汚染の対策の最高権威の先生という方は、産業技術総合研究所の名誉フェローでいらっしゃいます。豊洲は今のままで安全だといっておられますし、多くの科学者がですね、風評に科学が負けるのは国辱だとおっしゃっていますし。築地にもいろんな問題が埋蔵しておりますし。だいたい、アスベストだって飛散すると肺気腫になりますからね。しかも開けっ放しで周りには外気がたくさんあり、大きな幹線道路が走っていて、しかも冷房装置はなく、暖房装置もない。夏は暑い、冬は寒いところで操業しているわけですから、私は賛否両論、築地だけでもあるようですけど、私はね、この際、知事が決心して、速やかに豊洲に移転すべき。これをしないのなら、私は不採決の責任を問われ、小池知事こそ、築地の業者たち含めての住民訴訟の対象になるべきだと私は思いますね」

–私から最後に。石原さんは「私が全部しゃべると困る人がいる」というせりふがありましたね。誰が困るんですか

「私はやっぱり、浜渦君の後継者でね、実際の契約を結んだ人物がいます。この人も転職もせずにいきなり東京ガスの執行役員に転出しましてね。都庁の中でも評判になったようですけれど。それからやっぱり議会も責任あると思いますよ。特別委員会が非常にきわどい形で議論が分かれたときに、委員長の民主党の議員を説得して、その人の1票差で特別委員会で採決が決まって、この人はなぜか、民主党を出たんですか、追い出されたのか知りませんけど、当分の間、無派閥の議員の席に座っていました。この人はなぜか知らんけど、後に、どういういきさつがあったのか知りませんが、自民党の推薦で世田谷の区長選挙に出まして、私も自民党に頼まれて応援に行きました。そういうきわどい議会の中の操作の結果、議会も承認したわけですし。公明も自民も、これに賛成して議会の総意として決まったわけですからね。私はやっぱり、この問題の責任というのは、最後にそういうものを踏まえて裁可をしたですね、私一人の責任というよりも、行政全体がですね、私は、いろんな形で責任があると思いますし、それを検証することが、この問題の本質を明かしていく、一番大事なそれじゃないかと思っております」

《司会の橋本氏による質問が終了した》

=(4)に続く

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