江戸後期作か「西大寺会陽図」 岡山・鶯梅院で発見、修復へ: 山陽新聞デジタル|さんデジ

ほぉ・・・


境内にあふれる裸衆を描いた会陽図の中央部分。右上が本堂

渦を巻き、うねる裸の男たち―。国重要無形民俗文化財・西大寺会陽を描いた江戸後期作とみられる会陽図(日本画)が、岡山市東区の寺院で見つかった。裸祭りの熱気を臨場感たっぷりに伝えており、舞台となる西大寺観音院(同区西大寺中)に贈られた。傷みがあり、修復される予定。

会陽図は縦55センチ、横135センチで軸装。まわしを締め、まげをほどいた裸衆が本堂に押し寄せ、周囲にあふれる。境内の中央に建てられた柱に威勢よく登ったり、観音院前の吉井川に漬かって身を清めたりする姿も目を引く。

観音院によると、1735(享保20)年に建てられた教典を納める「経蔵(きょうぞう)」が描かれている一方、1819(文政2)年建立の石門はなく、この間に制作されたとみられる。作者名は記されていない。

鶯梅院(同西隆寺)で昨年9月、庫裏の片付け中に発見された。保管されていた経緯は不明だが「観音院にあった方が絵も喜ぶだろう」と北全了住職(42)が同10月に譲った。

墳丘と陸橋でつながる島状遺構(奥)

「新たな発見に驚いた。専門業者に依頼して修復し、大切に残していきたい」と観音院の坪井綾広副住職(40)。岡山民俗学会の難波俊成理事長は「当時の人々にとって、信仰でも娯楽でもあった会陽の状況を克明に記録しており、重要な民俗史料と言える」と評価する。

会陽図は狩野永朝が描いた岡山市重要文化財の絵馬(1877年作、観音院蔵)が知られる。また、裸と着衣の男が入り交じり、室町末期に始まったとされる会陽初期の様子を伝える金陵山古本縁起(江戸前期、観音院蔵)は岡山県重要文化財に指定されている。

情報源: 江戸後期作か「西大寺会陽図」 岡山・鶯梅院で発見、修復へ: 山陽新聞デジタル|さんデジ


修復か。


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