ジャンプ女子 高梨 W杯53勝目 男女通じ歴代最多に並ぶ

すげぇ・・・


高梨沙羅の1回目=平昌(共同)

ノルディックスキージャンプ女子のW杯第18戦は16日、韓国の平昌で行われ、高梨沙羅(クラレ)が優勝し通算53勝目を挙げて、男子のグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)の持つ記録に並び、男女を通じてW杯歴代最多記録とした。

高梨沙羅の1回目=平昌(共同)

高梨は1回目に強風の影響もあって99.5メートルで2位にとどまり、2回目に97.0メートルを飛び、合計215.1点と逆転で優勝した。今大会は来年2月に開催される平昌五輪のテスト大会を兼ねており、五輪本番に向けて弾みになった。

決勝1本目を飛ぶ高梨沙羅=16日午後、韓国・平昌(納冨康撮影)

今季の高梨は開幕2連勝を飾るなど好調を維持。1月は5戦連続で優勝を逃すなど一時停滞したが、今月に入って調子は上向いていた。

予選1本目を飛ぶ高梨沙羅=16日午後、韓国・平昌(納冨康撮影)

15日に行われた第17戦で、高梨は1位で迎えた2回目で踏み切りのタイミングがずれて飛距離を伸ばせず2位に終わり、53勝目はお預けになったが、今季の総合優勝は決めていた。

1回目を終え、電光掲示板を見つめる高梨沙羅=平昌(共同)
高梨沙羅の1回目=平昌(共同)

情報源:【ジャンプ】女王・高梨沙羅が歴代最多タイの通算53勝目、平昌五輪会場で本領発揮 – 産経ニュース


来年のピョンチャンオリンピックのテスト大会として行われたスキージャンプのワールドカップで、日本の女子のエース、高梨沙羅選手が優勝し、ワールドカップの男女を通じた最多優勝記録となる53勝目に並びました。

高梨選手は、1回目で99メートル50をマークして2位につけ、逆転を狙った2回目は97メートルと距離を伸ばせませんでしたが、1回目でトップだったノルウェーのマーレン・ルンビュ選手が94メートルで3位にとどまり、高梨選手が逆転優勝して、ワールドカップの男女を通じた最多優勝記録となる53勝目に並びました。

高梨 際立つ強さの要因

高梨選手は、今回の記録達成でワールドカップ通算89試合で53勝と勝率は6割近くになります。勝利数でも女子の歴代2位は、アメリカのサラ・ヘンドリクソン選手の13勝で、数字の上でも高梨選手の驚異的な強さが際立っています。

今回、高梨選手が20歳の若さで男女を通じた歴代最多の53勝を達成した強さの背景には、2つの要因が挙げられます。技術面では、抜群の安定感を生み出す「踏み切り」です。ジャンプは、会場によってジャンプ台の傾斜や風などの特徴が異なるうえ、2回のジャンプの合計ポイントで争われるため、時速90キロの助走から踏み切りでいかにタイミングを合わせて安定したジャンプを2回そろえることができるかが、勝利をつかむカギになります。

高梨選手は今シーズン、課題だった助走の姿勢を改善するため、スタート時のゲートの離れ方を変えました。身長1メートル52センチと小柄な高梨選手は、ゲートに座った時に足が浮いた状態になるため、これまでは前に飛び出るようにスタートしていました。しかし、今シーズンからは、背筋を伸ばしてその場で立ち上がるようにスタートするようにしたことで、助走姿勢が安定し、これが踏み切りの安定につながりました。

一方、精神面では、より広い視野を持つことをみずからのテーマにしています。私生活では新しいことに挑戦し、化粧をするようになったこともその一つで、高梨選手自身も「化粧は、オンとオフを切り替えるのに役立つし、身なりを整えることも含めて言動には責任を持ちたい」と話すなど、大人の自覚が芽生えるようになりました。

技術面と精神面の成長に、試合での多くの経験を積み重ねたことで、高い技術を持ち合わせたジャンプにさらに安定感が増したことが高梨選手の強さを支えています。

W杯53勝の軌跡

高梨選手は北海道出身の20歳。ワールドカップ初勝利は2012年3月、山形市で開かれた蔵王大会で、15歳の若さで日本の女子選手として初めて優勝しました。

その年の秋から翌年にかけてのシーズンでは、史上最年少16歳4か月でワールドカップ総合優勝を果たし、次のシーズンも18試合で15勝を挙げる圧倒的な強さで2シーズン連続で総合優勝を果たしました。
2014年11月には、女子のワールドカップ最多勝利数などがギネス世界記録に認定されるなど、驚異的なペースで勝利を重ね、今シーズンの開幕前には通算勝利数を「44」まで伸ばしました。

今シーズンも開幕から6試合で5勝を挙げる好スタートを切りましたが、先月、国内で行われた4試合は本来の力を発揮することができずいずれも優勝を逃し、日本での通算50勝達成はなりませんでした。

しかし、再びヨーロッパに舞台を移してからは調子を取り戻し、4試合で3勝を挙げて男女を通じたワールドカップの最多優勝記録まであと1勝として、今回のピョンチャンオリンピックのテストを兼ねた大会に備え、調整してきました。

53勝のシュリーレンツァウアーとは

ワールドカップの通算勝利数で、歴代最多53勝の記録を持っているのは、男子のオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー選手です。

現在27歳のシュリーレンツァウアー選手は、2010年のバンクーバーオリンピックのラージヒル団体で金メダルを獲得し、世界選手権では個人でも優勝しています。

ワールドカップでは、これまで2回、総合優勝を果たしていて、2013年1月には、「鳥人」と呼ばれたフィンランドのマッチ・ニッカネン氏が持っていた当時の最多勝記録、46勝に並び、2月には新記録の47勝目を挙げました。

その後は、不調などを理由に一時、休養していましたが、ことし1月のワールドカップでおよそ1年ぶりに復帰しました。しかし、今月ドイツで行われた試合の予選で転倒し、膝のじん帯を痛めたため今大会には出場していません。

情報源: ジャンプ女子 高梨 W杯53勝目 男女通じ歴代最多に並ぶ | NHKニュース


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