【コラム】安倍首相の政権基盤を固めに貢献する韓国人-Chosun online 朝鮮日報

わかってるじゃん。


慰安婦を象徴する「平和の少女像」が釜山にある日本総領事館前に設置された問題で、安倍晋三首相は一時帰国させた駐韓日本大使を今週中にも帰任させるという。問題は、それで今回の件が終わるわけではないということだ。次期大統領選挙中も、新政権発足後も、少女像と韓日慰安婦合意は引き続き新たな問題を引き起こす可能性が高い。広い目で見ると、そもそも今回の波紋の発端は6年前の2011年のことだったと言える。

その年の12月14日、韓国では1000回目の水曜集会(慰安婦問題に対する日本大使館前でのデモ)を迎え、ソウル市鍾路区庁前に初めて少女像を建てた。その道を切り開いたのは保守政権だった。韓国の法律には「道路に工作物を建てることはできない」と定められている。だが、李明博(イ・ミョンバク)政権が「国家事業にかかわるものは例外となり得る」という別の条項を見つけて区庁の協力を得た。

日本の右翼は激怒したが、国際社会は韓国の言葉の方に耳を傾けた。翌年には象徴的な瞬間が3回あった。1つ目は12年6月、ヒラリー・クリントン米国務長官=当時=が「慰安婦」という言葉を使う部下に対し「性奴隷(sex slave)と言うべきだ」と述べた時だ。韓国は大きな枠組みで言えば日本に勝った。しかし今、我々韓国人がもっと深く胸に刻まなければならないのは、その後の2つの瞬間だ。2カ月後に李明博大統領が独島(日本名:竹島)に上陸した時と、4カ月後に安倍首相が再び政権を執った時のことだ。

李明博大統領は外交・安保関連の参謀が辞任し、大統領府に政務担当しかいなかった時期に独島に行った。支持率は1カ月で11ポイントはね上がったが、3カ月後にまた50%を切った。その余波はかえって日本で長引いた。安倍首相は総選挙時、「民主党政権は日本を守れない」と訴えた。独島に行った李明博大統領も、一緒になって手をたたいて喜んだ我々韓国人たちも「自分の行動は自国にとってプラスになったのだろうか」と冷静に自問する必要がある。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が就任し、「慰安婦問題の解決なしには韓日首脳会談もない」と切り札を出した。大統領がその戦略をとるのにどれだけ深く考えたかははっきりしない。外交専門家は「戦争でもして日本を屈服させない限り、歴史問題で国民を100%満足させるのは不可能だ。退路が断たれた道だ」と当初から反対していた。

交渉チームがどのように交渉の場で闘おうと、何を持ち帰ろうと、我々韓国人は怒り、その後いつも「納得する勢力」と「納得しない勢力」の消耗的な内輪もめになる。関連実務に長く携わっていた元高官は「せめて大統領が(交渉)半ばでも元慰安婦、韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)、野党に直接会って説明し、批判を浴びながらでも理解を求めていくべきだった」と言った。しかし、大統領はそうはしなかった。

最後に、考えなければならないことがある。李明博大統領が独島に上陸した時、朴槿恵大統領が慰安婦問題と韓日関係全体を結び付けた時、大統領候補たちが具体的な国益保護プランもなしに韓日慰安婦合意をまず覆すつもりだと言った時、状況はそれぞれ違うが共通点が一つある。「今の選択は目先の考えに過ぎないかもしれない」という警告音が我々韓国人の中で一度も鳴っていないということだ。韓国人が日本よりも「自分たちの中の別陣営」の方に神経をとがらせている間に、釜山の少女像報復措置により安倍首相の支持率は5ポイント上昇した(NHK調べ)。韓国人が安倍首相をさらに強くしたのだ。

東京= 金秀恵(キム・スへ)特派員

情報源: 【コラム】安倍首相の政権基盤を固めに貢献する韓国人-Chosun online 朝鮮日報

他の韓国人も理解すればいいのに。


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