カジノ含むIR法案 野党4党が差し戻しを申し入れ | NHKニュース

民間と外信が運営に関わらなければいいんだが・・・


カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案をめぐって、民進党や共産党など野党4党は大島衆議院議長に対し、「拙速な審議による内閣委員会での採決は無効だ」として、法案を委員会に差し戻すよう申し入れました。

自民党などが議員立法で提出したカジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案は、今月2日、衆議院内閣委員会で民進党が抗議する中、採決が行われ、自民党と日本維新の会などの賛成多数で可決されました。

これについて、民進党、共産党、自由党、社民党は、5日、大島衆議院議長に対し、「たった6時間の拙速な審議による採決は無効であり、6日の本会議での採決は認められない」として、法案を委員会に差し戻すよう申し入れました。

これに対し、大島議長は「もう少し充実した審議ができなかったのかと思うが、手続き上、かしがあったとは思っていない」と述べました。

このあと、民進党の山井国会対策委員長は「TPP、年金、それに、今回のカジノの強行採決と、どんどん強引さがエスカレートしており、こんなことを許せば言論の府である国会が崩壊してしまう。なんとしてもここでブレーキをかけないといけない」と述べました。

共産党の穀田国会対策委員長は「各党が、精査する時間もなく、議員立法で通すのは、前代未聞だ。衆議院の権威に関わる問題として、採決すべきでない」と述べました。

参院での扱いは平行線に終わる

自民党と民進党の参議院国会対策委員長が会談し、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案の参議院での取り扱いを協議しました。

この中で、自民党は、法案が参議院に送られてくれば、速やかに審議に入りたいという考えを伝えましたが、民進党は「法案はまだ衆議院を通過しておらず、協議する環境にない」として、平行線に終わりました。

民進幹事長「審議徹底を強く求める」

民進党の野田幹事長は記者会見で、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備を推進する法案について、「賭博の合法化にかじを切るという大議論になるようなテーマなど、論点がたくさんあるにもかかわらず、先週、僅か6時間の審議で衆議院の委員会で採決に至ったのはあまりにも異常だ。審議の徹底を強く求めていきたい」と述べ、自民党が目指す6日の衆議院本会議での採決は認められないという考えを強調しました。

一方で、野田氏は「法案の中身の賛否については、今週、政務調査会の会議を開き、結論を出していきたい。基本的には、自主投票や党議拘束を外すということは、現時点では考えていない」と述べ、今週、党として法案の賛否について意見集約を図る考えを重ねて示しました。

共産書記局長「国会の自殺行為」

共産党の小池書記局長は記者会見で、「人の金を巻き上げ、不幸になればなるほどもうかるビジネスというのは成長戦略の名に全く値しない。また、ギャンブル依存症対策を、カジノの収益で賄うなど、まさに本末転倒だ。持統天皇のすごろく禁止令以来、賭博の禁止は日本の伝統だが、これを僅かな審議で覆すことを決めたら、国会の自殺行為だ。衆議院本会議での採決は断じて認められず、委員会に差し戻して審議をすべきだ」と述べました。

経団連会長「拙速な審議避け 国民の理解と合意を」

経団連の榊原会長は記者会見で、「大型の国際会議や展示会を誘致するのは日本経済にとって大きな意味があると思うが、カジノの誘致については、今の時点で国民の間にいろんな懸念や慎重論が多いことは確かなので、拙速な審議は避けて幅広い国民の理解と合意が得られるようしっかりと審議をしていただきたい」と述べました。

情報源: カジノ含むIR法案 野党4党が差し戻しを申し入れ | NHKニュース

どうなるかな・・・