オバマ米大統領、中国企業の独アイクストロン買収阻止へ-関係者

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オバマ米大統領は中国企業によるドイツの半導体製造装置メーカー、アイクストロンの買収阻止に動く見込みだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。ホワイトハウスが米国の安全保障リスクを理由に海外の買い手による投資を拒否するのはここ4半世紀余りで3度目となる。

詳細が非公開だとして関係者が匿名を条件に述べたところによれば、福建芯片投資基金(FGC)のドイツ子会社グランド・チップ・インベストメントへのアイクストロン売却を差し止めるべきだとする対米外国投資委員会(CFIUS)の勧告を支持するとオバマ大統領が2日に表明する見通し。FGCは6億7000万ユーロ(約815億円)の買収計画を進めていた。

オバマ大統領は2012年に中国系企業がオレゴン州の海軍基地近くに風力発電所を開発するのを阻止しており、安全保障を理由とする外国企業の投資却下は同大統領にとって2度目となる。

原題:Obama Said Poised to Block Chinese Bid For Germany’s Aixtron (1)(抜粋)

情報源: オバマ米大統領、中国企業の独アイクストロン買収阻止へ-関係者 – Bloomberg


中国政府は2日までに、中国企業による海外での大規模M&A(合併・買収)を禁止する方針を決めた。中国からの資本流出が加速し、人民元相場の急落につながりかねないとの懸念が背景にある。米産業保護を掲げるトランプ次期米政権や欧州企業買収をめぐり関係が悪化した欧州各国にも配慮した。

国有企業にも制限

関係者によると、中国は100億ドル(約1兆1379億円)以上の極めて大きな投資案件を原則として認めない計画だ。

また、国有企業による10億ドル以上の不動産購入や、買い手の中核事業ではない領域での大型買収にも制限を加えるという。こうした投資規制は2017年9月末まで続く見通しだ。

中国政府には元の下落圧力を強める資本流出急増への懸念が台頭。海外企業買収に前のめりの中国企業が実力以上のことをしかねないとの不安もある。

ブルームバーグのまとめによると、16年の中国企業による海外企業買収は1日当たり3件弱のペースで、買収総額は前年の約3倍弱に達した。買収で世界首位の米国企業に並ぶ勢いだ。

中国政府は11月30日の声明で、海外での国有資産の監視を強化すると表明。国有企業の資金調達法、買収や海外資産の管理方法を標準化する計画だ。

北京大学光華管理学院の趙龍開准教授(財政学)は、これが中国による資本流出懸念の表れだと指摘する。

調査会社キャピタル・エコノミクスによると、10月の中国からの資本流出は推定で730億ドルに達した。ブルームバーグ・インテリジェンスの試算では、今年1~9月の流出は約6200億ドルに上る。資本流出が元安圧力を強め、元は08年半ば以来の安値を記録している。

世界各地で反発

一方、中国企業による海外企業買収の最近の過熱ぶりに世界各地で反対が起き、とくに欧米は強く反発している。中国による最大の投資先である米国に来月、トランプ政権が発足するのを前に、金融機関や弁護士は、中国企業に対し、新政権の方針が明らかになるまでは買収計画を凍結するよう勧めている。

こうした中、オバマ米大統領は2日、中国の福建芯片投資基金(FGC)によるドイツの半導体製造装置大手アイクストロン買収をめぐる対米外国投資委員会(CFIUS)の買収差し止め勧告を支持。同社の技術には、衛星通信やレーダーといった軍事用途の技術が含まれているためだ。オバマ氏は12年にも、中国系企業がオレゴン州の海軍基地近くに風力発電所を開発するのを阻止している。

ドイツでは、照明機器大手オスラムの照明部門が中国のコンソーシアム(企業連合)に売却されることをめぐり、政府が詳細な調査を進めており、承認が数カ月遅れている。さらに中国家電大手、美的集団(ミデア・グループ)による産業用ロボットメーカー、クーカの買収についても、CFIUSによる審査が進められている。

「欧米当局が中国企業による買収を阻止する可能性は、国防や通信といった重要分野以外では低い。中国当局も、国有企業の成長と競争力拡大を望んでおり、規制の影響も限定的」(調査会社ノース・スクエア・ブルー・オークの北京事務所長、ジョナス・ショート氏)との見方もあるものの、スイスの金融大手UBSのアジアのM&A責任者、サムソン・ロー氏(香港在勤)は「現在の世界的な政治情勢の中、中国の買い手にとって状況は一層厳しくなるだろう」と指摘した。(ブルームバーグ Crystal Tse、Aaron Kirchfeld)

情報源:中国政府、海外での大型買収禁止 資本流出急増懸念、欧米に配慮 (1/3ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)


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