車の燃費、18年度から新表示に 実態に近い数値に:朝日新聞デジタル

ほぉ?


自動車の燃費表示が、2018年度から新しくなる。「実態とかけ離れている」との批判を受け、国土交通省が基準を改める。市街地か高速道路かなど走る条件ごとに燃費が示され、数値も実態に近いものになりそうだ。現行よりも数値が悪くなりがちなため、メーカーにとっては厳しい変更だが、三菱自動車の不正問題で消費者に広がった燃費表示への不信を晴らす効果も期待される。

現在、各メーカーがカタログで表示している燃費は、07年に導入された「JC08モード」という方式。日本独自の基準で、「平らでまっすぐな道をエアコンを使わず走る」という現実的ではない状況を想定している。このため実際の燃費との差異が生じる。特にハイブリッド車や軽自動車など、低燃費と言われている車種ほど、実際に走れる距離は数値より少なく、ズレが大きくなっていた。

約65万人の会員が実際の燃費を投稿するインターネットサイト「e燃費」の運営会社イード(東京)によると、燃費表示が1リットル当たり40キロに迫る低燃費車が実際には30キロに満たないなど、ズレが3割を超えることも多い。日本自動車工業会は公式パンフレットで「実燃費はカタログより平均2割悪くなる」と説明している。

新たに導入する表示方式は「WLTP」と呼ばれる。14年に日本も加わった国連の作業部会が取りまとめた国際基準だ。

燃費値を「低速」から「超高速」まで4段階の速度域に分けて測定。日本では超高速を除いた3段階とする。さらに、「市街地」「郊外」「高速道路」などの道路の違いごとにも表示されるため、消費者は自分の使い方に合わせて、燃費を比較できることになる。

試験車に積む重量が重くなるなど測定ルールが厳しくなるため、燃費の数値はJC08モードよりも低くなる傾向がある。

具体的な表示方法は、国交省が今後、有識者の検討会をつくるなどして詰める。18年10月以降に発売される新型車から、新表示を義務づける方針だ。

燃費表示をめぐっては、三菱自動車が今年4月、軽自動車4車種の燃費を不正に表示していたことが発覚した。その後、軽以外の9車種の燃費を自社で再測定した際には、有利な数値を選び出すプログラムを使って燃費を計算していたことも発覚。国交省が正しいやり方で測定したところ、9車種のうち8車種で燃費がカタログより最大8・8%悪いこともわかり、消費者の信頼を失墜させた。

WLTPは燃費の測定方法も厳密で、三菱自のような不正はできず、測定の不正防止にもなると期待されている。欧州の国々や韓国なども導入を予定しており、国際的な燃費の比較も容易になりそうだ。(伊藤嘉孝)

新燃費表示のイメージ
新燃費表示のイメージ

情報源: 車の燃費、18年度から新表示に 実態に近い数値に:朝日新聞デジタル

ようやくって気がするがな。