小池氏、自民に戦闘宣言 都議会の聖域「政党復活予算」200億円を廃止 「ブラックボックス」の象徴 (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

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東京都の小池百合子知事が、「都議会のドン」こと内田茂都議率いる都議会自民党の“本丸”に切り込んだ。都議会自民党の「力の源泉」の1つといわれていた「政党復活予算」の廃止を言明したのだ。約200億円という政党復活予算は「都議会対策費」とも呼ばれ、都議会各会派の“聖域”として歴代都知事も黙認してきた。小池氏の進撃が再び始まった。

「長年にわたって『政党復活予算』があったが、この仕組みを終わりにする。予算編成のプロセスを積極的に公開して、都政の『見える化』を進めたい。大きな都政改革の一端ではないか」

小池氏は25日の記者会見で、こう宣言した。

政党復活予算は、行政だけで十数兆円規模の予算を決定するのは「不健全」との理由で、かなり以前から始まった。1992年以降は毎年200億円ほどで推移しており、市町村交付金や文教・福祉予算、公共事業などに配分されている。

都財務局担当者は「条例などで認められたものではないが、予算編成の慣例として戦後間もなくから続いてきた」といい、都議会事情通は「予算枠は都議会各会派に割り当てられているが、圧倒的に多いのが都議会自民党だ」と語る。

小池氏は廃止理由について「予算編成はまさしく、東京都の政策を具体的に予算に示していくことで、都には『極めて重要な役割』だ。予算編成権は知事にある。他の道府県で行われている流れを確保したい」と語った。知事が本来持っている権限を奪還し、特殊な“慣例”を正す姿勢だ。

さらに小池氏は、政党復活予算の根拠となってきた各種団体からの「ヒアリング」についても、次のように語った。

「都民、政策現場の実態に精通する各種団体などから広く意見、要望を聞く機会を設ける。ヒアリングには私も出席し、積極的な意見交換をいただきながら、予算の編成作業に生かしていく」

ヒアリングは都議会自民党を中心に行われてきたが、今後は、知事自ら実施するという。

都議会自民党の高木啓幹事長は「都議会に説明もなく廃止することは議会軽視。二元代表制の根幹にかかわる問題だ」などと、小池氏を批判するコメントを発表した。

都政に精通する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「これは小池氏の『都議会とは徹底的に対立していく』という戦闘宣言だ」といい、続けた。

「政党復活予算は、都庁と都議会のなれ合いで、当局が議会に提出する本予算案をスムーズに通してもらうために、議員に用意されたものだ。小池氏が選挙戦で『都政の闇』『ブラックボックス』と批判した象徴的な存在だ。2020年東京五輪・パラリンピックの会場見直しでは、やや後退した印象があるが、それはまったく違う。小池氏は今後も次々と改革策を打ち出し、自身が掲げた『東京大改革』を進めていくだろう」

情報源: 小池氏、自民に戦闘宣言 都議会の聖域「政党復活予算」200億円を廃止 「ブラックボックス」の象徴 (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

慣例なんてぶち壊せ。