NHKとネットフリックス、国際制作番組を同時配信へ

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NHKが国際共同制作したドキュメンタリードラマを、世界最大手の米動画配信会社ネットフリックスが日本の放送時刻に合わせて海外でネット配信する。NHKのドラマが放送と同時に海外配信大手のサイトで展開されるのは初めて。番組の国際発信を強化したいNHKと、独自コンテンツを増やしたいネットフリックスの思惑が一致した。

第2次世界大戦後の「極東国際軍事裁判」(東京裁判)が題材だ。オランダのレーリンク、インドのパールら11人の判事が判決を出すまでの約2年半を史実に基づいて描く。

関係者によると、ネットフリックス側が、昨年9月の日本でのサービス開始を前にNHKに連携を提案。同ドラマの共同制作に関わっていたカナダの制作会社に数億円を拠出することにした。オランダの映画制作会社も関わり、制作を進めてきた。

日本国内では「NHKスペシャル」として、ドキュメンタリー部分とともに12月に4夜連続で放送する予定だ。海外では日本と同じタイミングで、ネットフリックスで配信される。ドラマで使われる言語は英語で、日本国内の地上波では日本語吹き替えで放送する。

また国内のネットでは、放送後に「NHKオンデマンド」で公開し、その後ネットフリックスの国内会員も視聴できるようになる。

NHKはこれまでも、英BBCや米ディスカバリーチャンネルなどと共同制作を進めてきた。一方、ネットフリックスは日本で、フジテレビや毎日放送と番組を共同制作している。又吉直樹さんの芥川賞受賞作「火花」のドラマを吉本興業と共同制作したところ、5割以上の視聴者が海外からだったという。「独自性の高い番組をつくるのに、ノウハウが蓄積されたNHKの制作能力は魅力的」(関係者)だという。(高久潤、田玉恵美)

情報源: NHKとネットフリックス、国際制作番組を同時配信へ:朝日新聞デジタル


NHKが、世界に8千万人以上の会員を擁する米ネットフリックスとタッグを組んだ。大容量のデータ通信が可能になる中、多くの視聴者を抱え、資金力もあるネット企業が、国境を越えた番組制作の担い手として存在感を増している。

NHKは、番組の国際展開の強化を経営計画に盛り込む。世界各地で開かれる番組の見本市などを通じて海外の放送局と契約してきたが苦戦している。「ドラマはアジア向けにしか売れず、日本人向けに作られたドキュメンタリー番組は関心を呼びにくい。日本の存在感が示せているとは言えない」(NHK関係者)のが実情だ。

国際共同制作のメリットは、4Kといった新技術の登場などで高騰する制作費を持ち寄ることでコスト負担を軽くできることだ。

NHKが2013年に放送して話題となった「ダイオウイカ」のNHKスペシャルは米ディスカバリーチャンネルの資金支援があった。しかも、世界170カ国以上4億5千万世帯とされるディスカバリーの視聴世帯に向けて放送された。

中でも、ネット企業がコンテンツ制作に与える影響力は大きくなっている。

今週オランダで始まる世界最大級の国際ドキュメンタリーフェスティバル(IDFA)では、長編ドキュメンタリーのコンペティション部門に、中国版ユーチューブといわれる動画共有サイトを運営する「YOUKU」の作品がノミネートされた。

スポーツ中継でも、英国を拠点に世界展開するネット配信企業が、サッカー・Jリーグの国内向け有料放送権を10年間、約2100億円で取得し、来年からネットでの全試合生中継に乗り出す。ソフトバンクも、バスケットのBリーグのネット放送権を買って、スマホ向けに配信している。(高久潤、田玉恵美)

情報源:NHK、海外展開強化狙う ネットフリックスとタッグ:朝日新聞デジタル

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