【永田町・霞が関インサイド】「政策担当」に日系人 トランプ氏の政権移行チーム判明、随所に共和党有力者を配置 長女の夫の名も (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

どうなることかな。


早くも「ドナルド・トランプ米政権」の、ホワイトハウスおよび主要閣僚の人事が取り沙汰されている。

筆者の手元に外務省が作成した「トランプ候補政権移行チーム 概要」と題したA4版1枚のペーパーがある。主要人事を予測するうえで重要な情報である。日本のメディアが紹介しないので、あえてここに記す。

注目すべきポイントがある。そのキーワードは、保守系シンクタンクの「ヘリテージ財団」である。

着々と政権移行に取り組むトランプ氏。長女のイバンカさんやその夫、クシュナー氏もかかわるとみられる(右から、AP)
着々と政権移行に取り組むトランプ氏。長女のイバンカさんやその夫、クシュナー氏もかかわるとみられる(右から、AP)

1973年、メロン財閥の当主とビール会社クアーズの創始者が設立した。ブッシュ(息子)政権の大統領次席補佐官を務めたカール・ローブ氏の言葉を借りると、「ワシントンの歴代保守大物6人の1人」とされるエドウィン・フュルナー氏(75)が翌年から今日まで所長である。

そして、フュルナー氏以下3人が、政権移行チーム(14人)に名前を連ねているのだ。

国務省における政権移行を担当するジェームズ・カラファノ同財団副所長と、財務、商務省・USTR(通商代表部)など経済系官庁を担当するビル・ウォルトン同財団役員である。

それだけではない。レーガン政権の司法長官を務めたエドウィン・ミース氏(84)が行政管理予算局(OMB)を担当する。同氏もまた四半世紀にわたり同財団と深い関係を有しているのだ。

政権移行チームの責任者は当初、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とされたが先週末、マイク・ペンス次期副大統領が代わって務めることになった。

こうして見てみると、「アウトサイダー」としてワシントン政界の「エスタブリッシュメント」に挑戦して勝利したトランプ氏だが、実はきちんと共和党有力者を周辺に配置していることが分かる。

実利主義者なのだ。この政権移行チームには、その他にも興味深い名前が記されている。

1人は、チーム内で「政策全般」を担当する日系のアド・マチダ氏だ。ブッシュ政権(父)のディック・チェイニー副大統領の補佐官を務めた。その後、ワシントン最大の法律事務所アキン・ガンプ・ストラウス・ハウワー&フェルド所属ロビイストという顔役だ。

もう1人は、トランプ氏の長女、イバンカさんの夫、ジャレッド・クシュナー氏(35)だ。ハーバード大学卒業後、不動産投資家や新聞社オーナーとして成功した、優秀なビジネスマンである。ユダヤ系で、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官の人脈にもつながるとされる。

実は、トランプ次期大統領が最も信頼する人物で、件のペーパーには「実質トップ」と記述されている。大統領次席補佐官(総務担当)としてホワイトハウス入りすることも十分あり得る。

要は、共和党主流派にも気脈を通じているのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

情報源: 【永田町・霞が関インサイド】「政策担当」に日系人 トランプ氏の政権移行チーム判明、随所に共和党有力者を配置 長女の夫の名も (1/2ページ) – 政治・社会 – ZAKZAK

日本に害がなければいいけど。