【博多駅前陥没】「新たな仕事は受けるな!」穴埋め処理土 9時間後に用意 事故処理ノウハウ蓄積(1/2ページ) – 産経ニュース

予想以上に早いぞ・・・

JR博多駅前で発生した大規模陥没事故は、地表近くまでの埋め戻し作業がほぼ終わったことで、10日朝から通信ケーブルやガス管などの復旧に向けた作業が始まった。作業の裏では、資材を集め、搬送した業者の奮闘があった。

「道路が陥没し、大変なことになってしまった。流動化処理土での埋め戻しを検討している。いつまでに、どれぐらい用意できるか教えてほしい」

陥没発生から約4時間後の8日午前9時半ごろ、処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」(福岡県筑紫野市)の営業課長、井久保憲一氏に電話がかかってきた。相手は事故現場の地下鉄延伸工事を施工した工事共同企業体(JV)の担当者だった。

処理土はセメントや粘土を含んだ特殊な土で、ビル建設などで地質改良に使われる。コンクリートのように固まりやすい性質を持ち、そのため、作り置きはできない。必要に応じて生産するしかない。

穴すべてを埋めるには7千立方メートルの、地表近くまで埋めるだけで4千立方メートルの処理土が必要となる。

「緊急事態だ。新しい仕事は受けるな!」。社内に号令が飛んだ。

井久保氏は、すぐさまプラントの状況を確認し、運搬するミキサー車確保に走った。8日午前11時半ごろ、「土は午後2時過ぎには現地に持って行ける。搬入車は5~6台は確保した」とJV側に伝えた。

実は、福岡に多い炭鉱跡地では、陥没事故が度々起きている。同社などは事故処理を通じ、緊急時のノウハウを蓄積した。

埋め戻し作業は、午後2時半から始まった。

すべての処理土を運ぶには、延べ1千回近く、ミキサー車で搬入する必要がある。関係者は、あらゆるところからミキサー車をかき集め、ピストン輸送した。

ミキサー車で現場に運ばれた処理土は、2台のポンプ車に移し替えられ、穴に注がれる。何台ものミキサー車が、スムーズに入れ替わり立ち替わりする様子は、ネットでも話題となった。

井久保氏は「すでに受注している工事に迷惑はかけられない。一方で、夜通し作業する運転手の疲労軽減の対策も必要で、とにかく大変な現場だった」と語った。(中村雅和)

埋め戻し作業が進んだ陥没現場=10日午後5時5分、福岡市博多区(志儀駒貴撮影)
埋め戻し作業が進んだ陥没現場=10日午後5時4分、福岡市博多区(志儀駒貴撮影)

情報源: 【博多駅前陥没】「新たな仕事は受けるな!」穴埋め処理土 9時間後に用意 事故処理ノウハウ蓄積(1/2ページ) – 産経ニュース

やっぱり、福島の問題は放射能だったんだろうな。